コミュニケーションが活発な組織へ導く
フィードバック研修

フィードバックスキル向上


トレーニング

一人ががんばっても変わらないけれど、チーム全員で日頃からフィードバックをし合うと成長実感は倍増。
実際に「働きがいのある会社」に選ばれている大半の企業では、フィードバックを企業文化に取り入れています。

どうして会話が増えないの?

どうして会話が増えないの?

組織の活性化に活発なコミュニケーションは重要な一要素です。
こまめに相手に伝えることと、自分への言葉を受け入れること、このマインドの持ち方一つが社員同士の成長ひいては企業の成長にも影響を及ぼします。
しかし現状は1on1を導入しても効果が表れず、同じ部署内でも会話が少なく、組織全体がプラスの空気感に転じないことに悩んでいませんか。

原因は、やり方と拡め方を知らないから

原因はやり方と拡め方を知らないから

実は、一部の人がフィードバックを積極的に行っても状況は変わりません。
なぜなら、フィードバックは個人の行動意識だけではなく、組織の土壌が整っている上で発揮されるものだから。
例えば、さほど親近感を抱いていない人から突然指摘を受けたら、素直に受け入れることは難しいでしょう。
しかし、各々が適切なフィードバックの仕方を学び、自社における奨励の方針が経営層から示されたらどうでしょうか。
伝え合う風土が浸透して建設的なアドバイスができるようになり、それは社員同士で成長の機会を増やすことにつながるでしょう。そして信頼と感謝が生まれていきます。

このように、コミュニケーションの活性化にはフィードバックスキルを身につけ、合わせて組織風土を醸成することがカギとなります。
フィードバックの目的を理解し、伝える力と受け止める力を持っていないと、どれだけ1on1などの施策を取り入れても気づきや成長に繋がらずに終わってしまうのです。

フィードバックスキルの鍛え方

でもどうやって能力を身に付け、マインドを変えるのかと思われたかもしれません。
「フィードバックスキル向上トレーニング」では、伝える技術と相手からの言葉を受け止めるという心構えを学べます。

1回目

講義・ワーク

フィードバックの種類、伝え方と配慮すべきTPOを理解

課題

1ヶ月職場で実践

職場でフィードバックを実践し、実践した時のエピソードや感想をメモに残す

2回目

講義・ワーク

ストレス感情を理解し、行動計画を策定

カリキュラムの一例

1回目 講義・ワーク(半日)

09:00 - 10:00
フィードバック全般講義

概要説明、現在のフィードバック実施状況の棚卸を実施

10:10 - 11: 00
ポジティブフィードバック講義・演習

実例を交えた講義を行い、ペアでポジティブフィードバックを実践

11:10 - 12: 00
ネガティブフィードバック講義・演習

ネガティブフィードバックのOK例、NG例の実例を交えた講義を行い、ワークシートを元に演習を実施

クロージング・課題説明

2回目 講義・ワーク(半日)

09:00 - 09:30
フィードバック実施状況の全体棚卸

前回から今回までに職場で実践したフィードバック状況の棚卸を実施

09:30 - 10: 00
グループでフィードバック経験の共有

うまくいったフィードバック、うまくいかなかったフィードバックのエピソードをグループ内で共有

10:10 - 11: 00
コーチャビリティ講義

フィードバックを実践した結果を踏まえてコーチャビリティについて解説

11:10 - 12: 00
行動計画策定とグループ内シェア

自身の強み弱みを理解した上で、行動計画を策定しグループ内で共有

クロージング・参加者の質問

フィードバックし合う風土になったら・・・

  • 立場を超えて社内コミュニケーションが活発化する
  • 躊躇せずに気づきを伝え合うようになる
  • 心を開いて相手の言葉を受け止め、成長に繋げられるようになる
  • 社員同士の信頼感が高まり、仕事の生産性が上がる

さらに、フィードバックのマインドを持続させるためには、サーベイを行うことがポイント。
実施状況を定点観測でき、心理的な報酬をもたらす制度に組み込むこともできるようになります。
このような社内施策のご支援についてもご相談を承っております。

さらに、フィードバックのマインドの持続には

フィードバックを伝えるスキル、フィードバックを受け止めるスキルを習得したら、次は実践の継続化です。
組織全体が自然にフィードバックをし合えるようになるまでは、定期的にサーベイをとることが有効です。
これは、各自が意識することを後押しする施策の一つとなります。

現場の状況が可視化されることでテコ入れポイントがわかり、社内のロールモデルも生まれてきます。
表彰制度を設けるなど、組織全体として奨励する仕組みを作り上げましょう。